MySQL バージョン 4.0 より、InnoDB
はデフォルトで MySQL
に組み込まれています。次の情報は、3.23
シリーズだけに該当します。
InnoDB テーブルは、3.23.34a より MySQL
ソースディストリビューションに含まれるようになりました。
ただし 3.23 シリーズでは、InnoDB
は MySQL-Max
バイナリディストリビューションのみに組み込まれています。Windows
の場合は、-Max
バイナリが標準のバイナリディストリビューションに含まれています。
InnoDB をサポートする MySQL
のバイナリバージョンをダウンロードした場合は、MySQL
のマニュアルに従って MySQL
のバイナリバージョンをインストールしてください。すでに
MySQL-3.23 をインストールしている場合に MySQL-Max
を最も簡単にインストールするには、サーバの実行ファイル
mysqld
を、-Max
ディストリビューションの実行ファイルで置き換えます。MySQL
と MySQL-Max
は、サーバの実行ファイルの名前のみが異なります。
See 項2.2.9. 「MySQL バイナリディストリビューションのインストール」。 See
項4.8.5. 「mysqld-max
(拡張 mysqld
サーバ)」。
InnoDB をサポートする MySQL
をコンパイルするには、MySQL-3.23.34a
以降のバージョンを http://www.mysql.com/
からダウンロードし、--with-innodb
オプションで MySQL をコンフィギャします。MySQL
ソースディストリビューションのインストールについては、MySQL
のマニュアルを参照してください。 See
項2.3. 「MySQL ソースディストリビューションのインストール」。
cd /path/to/source/of/mysql-3.23.37 ./configure --with-innodb
MySQL-Max-3.23 で InnoDB
テーブルを使用するには、オプション設定ファイル
my.cnf
(Windows の場合は
my.ini
でも可)の
[mysqld]
セクションで設定パラメータを指定しなければなりません。
3.23 では、少なくとも
innodb_data_file_path
でデータファイルの名前とサイズを指定する必要があります。my.cnf
で innodb_data_home_dir
を指定しない場合は、デフォルトで MySQL の
datadir
にこれらのファイルが作成されます。innodb_data_home_dir
を空の文字列として指定すれば、innodb_data_file_path
でデータファイルへの絶対パスを指定できます。
これを最小限の方法で変更するには、[mysqld]
セクションに次の行を追加します。
innodb_data_file_path=ibdata:30M
ただし、高いパフォーマンスを得るには、推奨された方法でオプションを指定するのが最善です。 See 項7.5.3. 「InnoDB 起動オプション」。
This is a translation of the MySQL Reference Manual that can be found at dev.mysql.com. The original Reference Manual is in English, and this translation is not necessarily as up to date as the English version.