mysqld-max
        は、以下のオプションでコンフィギャされた
        MySQL サーバ(mysqld)です。
      
| オプション | コメント | 
| --with-server-suffix=-max | -max サフィックスを mysqldバージョン文字列に追加。 | 
| --with-innodb | InnoDB テーブルのサポート(MySQL 3.23 のみ)。 | 
| --with-bdb | Berkeley DB(BDB)テーブルのサポート。 | 
| CFLAGS=-DUSE_SYMDIR | Windows でのシンボリックリンクのサポート。 | 
InnoDB サポートを有効化するオプションは、MySQL 3.23 でのみ必要です。MySQL 4 以降では、InnoDB はデフォルトで含まれています。
MySQL-Max バイナリは http://www.mysql.com/downloads/mysql-max-4.0.html にあります。
        Windows MySQL
        バイナリディストリビューションには、標準
        mysqld.exe バイナリと
        mysqld-max.exe
        バイナリの両方が含まれています。
        http://www.mysql.com/downloads/mysql-4.0.html。 See
        項2.1.1. 「Windows への MySQL のインストール」。
      
        注意:
        BerkeleyDB(BDB)はすべてのプラットフォームで利用できるわけではなく、BDB
        をサポートしない Max
        バイナリもあります。サポートされているテーブル型を確認するには、以下のクエリを実行します。
      
mysql> SHOW VARIABLES LIKE "have_%";
+------------------+----------+
| Variable_name    | Value    |
+------------------+----------+
| have_bdb         | NO       |
| have_crypt       | YES      |
| have_innodb      | YES      |
| have_isam        | YES      |
| have_raid        | NO       |
| have_symlink     | DISABLED |
| have_openssl     | NO       |
| have_query_cache | YES      |
+------------------+----------+
2 番目のカラムの値には以下の意味があります。
| 値 | 意味 | 
| YES | オプションは有効化されており、使用可能である。 | 
| NO | MySQL は、このオプションをサポートするようにはコンパイルされていない。 | 
| DISABLED | mysqldが--skip-xxxxで起動したか、このオプションを有効化するために必要なオプションが足りない状態でmysqldが起動したため、xxxx
                オプションが無効になっている。この場合、hostname.errファイルに、このオプションが無効になっている理由が示される。 | 
        注意: InnoDB テーブルを
        MySQL バージョン 3.23
        で作成できるようにするには、少なくとも
        innodb_data_file_path
        オプションを含めるようにスタートアップオプションを編集する必要があります。
        See 項7.5.2. 「MySQL バージョン 3.23 での InnoDB」。
      
        BDB
        テーブルのパフォーマンスを向上させるには、そのための設定オプションもいくつか追加することが必要です。
        See 項7.6.3. 「BDB 起動オプション」。
      
        mysqld_safe
        は自動的に、-max サフィックスの
        mysqld
        バイナリを開始しようとします。この機能により、既存のインストールで別の
        mysqld
        バイナリを簡単にテストすることができます。必要なオプションで
        configure を実行し、新規
        mysqld バイナリを、古い
        mysqld
        バイナリと同じディレクトリに
        mysqld-max
        としてインストールします。 See
        項4.8.2. 「mysqld_safe(mysqld
        のラッパ)」。
      
        Linux では、MySQL-Max RPM は上記の
        mysqld_safe
        機能を使用します(これは単に
        mysqld-max
        実行可能ファイルをインストールするだけなので、mysqld_safe
        の再起動時、mysqld_safe
        は自動的にこの実行可能ファイルを使用します)。
      
以下の表は、MySQL-Max バイナリにどのテーブル型が含まれているかを示したものです。
| システム | BDB | InnoDB | 
| Windows/NT | Y | Y | 
| AIX 4.3 | N | Y | 
| HP-UX 11.0 | N | Y | 
| Linux-Alpha | N | Y | 
| Linux-Intel | Y | Y | 
| Linux-IA-64 | N | Y | 
| Solaris-Intel | N | Y | 
| Solaris-SPARC | Y | Y | 
| SCO OSR5 | Y | Y | 
| UnixWare | Y | Y | 
| Mac OS X | N | Y | 
注意: MySQL 4 以降、デフォルトで InnoDB が含まれるようになったので、InnoDB 用の MySQL Max サーバは必要なくなりました。
This is a translation of the MySQL Reference Manual that can be found at dev.mysql.com. The original Reference Manual is in English, and this translation is not necessarily as up to date as the English version.

