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mysql test
で MySQL
クライアントを起動したとします。 InnoDB
形式のテーブルを作成するには、テーブルを作成する
SQL コマンドで、TYPE = InnoDB
を指定する必要があります。
CREATE TABLE CUSTOMER (A INT, B CHAR (20), INDEX (A)) TYPE = InnoDB;
この SQL
コマンドによって、my.cnf
に指定したデータファイルから成る InnoDB
テーブルスペースに、テーブルおよびカラム
A
のインデックスが作成されます。さらに MySQL
によって、MySQL データベースディレクトリ
test
に CUSTOMER.frm
ファイルが作成されます。 内部では、InnoDB
が独自のデータディクショナリに
'test/CUSTOMER'
テーブルのエントリを追加します。したがって、MySQL
の別のデータベースに同じ CUSTOMER
という名前のテーブルを作成しても、InnoDB
内部でテーブル名が衝突することはありません。
TYPE = InnoDB
で作成した任意のテーブルに対して MySQL
のテーブルステータスコマンドを発行することで、InnoDB
テーブルスペースの空き容量を照会できます。テーブルスペースの空き容量は、SHOW
の出力のテーブルコメントセクションに表示されます。次に例を示します。
SHOW TABLE STATUS FROM test LIKE 'CUSTOMER';
SHOW
が InnoDB
テーブルについて出力する統計情報は概算であることに注意してください。これらの情報は、SQL
文解析の最適化で使用されます。ただし、テーブルとインデックスに予約されているサイズ(バイト単位)は正確です。
This is a translation of the MySQL Reference Manual that can be found at dev.mysql.com. The original Reference Manual is in English, and this translation is not necessarily as up to date as the English version.