TCP/IP は MySQL Cluster
の接続を確立するデフォルトのトランスポート
メカニズムです。通常はCluster
が自動的に各ノード間、各データ
ノード間および MySQL
サーバーノード、および各データ
ノード間さらには各データ
ノードとマネジメント
サーバーの接続を設定しますので接続を定義する必要はありません。(この規則に対する
1 つの例外については、
項14.4.4.8. 「直接接続を使用した TCP/IP の接続」
を参照)config.ini
ファイルの
[TCP]
セクションでクラスタのノード間の TCP/IP
接続を明示的に定義しています。
デフォルトの接続パラメータをオーバーライドするときにのみ接続を定義する必要があります。そのような場合、少なくとも
NodeId1
、NodeId2
、および変更するパラメータを定義する必要があります。
これらのパラメータのデフォルトの値を
[TCP DEFAULT]
セクションで設定することで変更することもできます。
2
つのノード間での接続を認識するには設定ファイルの
[TCP]
セクションでそれらのノード ID
を提供します。これらは
項14.4.4.6. 「SQL および他の API ノードの定義」
の説明にあるようにそれぞれのこれらのノードに対して同じ一意
Id
値をしています。
TCP トランスポーターはオペレーティング システムに送信呼び出しを実行する前にバッファを使用してすべてのメッセージを保存します。このバッファが 64KB になると、そのコンテンツを送信します。これらはまた一通りのメッセージが完了すると送信されます。一時的な過負荷状態を処理するために、大きな送信バッファを定義することも出来ます。送信バッファのデフォルトのサイズは 256KB です。
配布されたメッセージのダイアグラムを調べるには、各メッセージを認識する必要があります。このパラメータを
Y
に設定すると、メッセージ
ID
がネットワーク上に転送されます。この機能は生産ビルドでデフォルトによって無効にできます。-debug
ビルドで有効にします。
このパラメータはブール パラメータ
(Y
あるいは 1
に設定して有効にする。無効にするには
N
あるいは 0
)
に設定します。デフォルトでそれを無効に出来ます。有効にすると、すべてのメッセージのチェックサムが送信場ファに格納される前に計算されます。この機能によりメッセージが送信バッファで待機している間に、あるいは転送メカニズムで転化してないか確認します。
これは他のノードの接続の確認に使用されるポート番号を正式に指定します。このパラメータはもはや使用されません。
データを TCP/IP ソケットから受信するときにバッファのサイズを指定するために使用されます。メモリを節約するとき以外に、このパラメータをそのデフォルトの値の 64KB からめったに変更する必要はありません。