目次
この章では、MySQL のチュートリアルとして、mysql クライアントプログラムによる単純なデータベースの作成方法と使用方法を示します。mysql (「端末モニター」または単に「モニター」と呼ばれることもある) は、MySQL サーバーに接続してクエリーを実行し、結果を表示できるインタラクティブプログラムです。mysql はバッチモードでも使用できます。バッチモードでは、事前にクエリーをファイルに記述してから、そのファイルの内容を実行するように mysql に指示します。ここでは、mysql の両方の使用方法について説明します。
mysql
で提供されているオプションのリストを表示するには、--help
オプションを指定して mysql を実行します。
shell> mysql --help
この章では、mysql がマシンにインストールされていることと、接続可能な MySQL サーバーが存在することを前提にしています。そうでない場合は、MySQL 管理者に問い合わせてください。(ご自身が管理者の場合は、このドキュメントのMySQL Server Administrationなどの関連部分を参照してください。)
この章では、データベースの設定と使用の手順全体について説明します。既存のデータベースへのアクセス手順だけを知りたい場合は、データベースおよびそれに含まれるテーブルの作成方法に関する節はスキップすることもできます。
この章はチュートリアルなので、必然的に多くの詳細が省略されています。ここで説明されているトピックの詳細については、ドキュメントの関連節を参照してください。