弊社の MySQL 5.1 の Alpha でのベンチマークおよびテストスィートのテストでは、動作に問題がないものと思われます。
弊社では現在 MySQL のバイナリパッケージを AXP 用 SuSE Linux 7.0、kernel 2.4.4-SMP、Compaq C compiler (V6.2-505) および Compaq C++ compiler (V6.3-006) に対して Alpha EV6 プロセッサを搭載した Compaq DS20 マシンでビルドしています。
以前のコンパイラは、http://www.support.compaq.com/alpha-tools/ にあります。これらのコンパイラを gcc の代わりに使用して、およそ 9-14% ほどよい MySQL パフォーマンスが出ています。
          Alpha の MySQL には、-arch generic
          フラグをコンパイルに使用しており、このことはそのバイナリはすべての
          Alpha
          プロセッサで動作することを意味しています。また、バイナリの問題を避けるために静的にコンパイルしています。configure
          コマンドは以下のようになります。
        
CC=ccc CFLAGS="-fast -arch generic" CXX=cxx \
CXXFLAGS="-fast -arch generic -noexceptions -nortti" \
./configure --prefix=/usr/local/mysql --disable-shared \
    --with-extra-charsets=complex --enable-thread-safe-client \
    --with-mysqld-ldflags=-non_shared --with-client-ldflags=-non_shared
MySQL を Linux-Alpha で動作させた場合の既知の問題:
              スレッドアプリケーションの MySQL
              のようなデバッグは gdb
              4.18
              ではうまくいきません。代わりに
              gdb 5.1
              を使用する必要があります。
            
              gcc を使用して
              mysql
              を静的にリンクすると、結果のイメージが起動時にコアをダンプします。換言すると、--with-mysqld-ldflags=-all-static
              を gcc
              では使用しない
              ということになります。
            

