バージョン 3.21 とバージョン 3.22
の間では互換性に影響するような変更は行われていません。
唯一の落とし穴は、DATE
型カラムで作成された新しいテーブルでは、新しい方法で日付が格納されることです。旧バージョンの
mysqld
からこれらの新しいカラムにアクセスすることはできません。
MySQL バージョン 3.22
をインストールした後に、新しいサーバを起動して、mysql_fix_privilege_tables
スクリプトを実行する必要があります。このスクリプトによって、GRANT
コマンドを使用するために必要な新しい権限が追加されます。この処理をしないと、ALTER
TABLE
、CREATE INDEX
、または
DROP INDEX
を使用しようとしたときに、Access
denied
が返されます。権限テーブルの更新の手順については、項2.5.6. 「権限テーブルのアップグレード」
を参照してください。
mysql_real_connect()
への C API
インタフェースは変更されました。この関数を呼び出す旧バージョンのクライアントプログラムがある場合は、新しい
db
引数に 0
を指定します(または db
要素を送信するようにクライアントのコードを作成し直します)。また、mysql_real_connect()
を呼び出す前に mysql_init()
を呼び出す必要もあります。この変更は、新しい
mysql_options()
関数が
MYSQL
ハンドラ構造にオプションを保存できるようにするために行われました。
mysqld
変数 key_buffer
は、key_buffer_size
という名前に変更されました。ただし、起動ファイルでは以前の名前を引き続き使用することができます。
This is a translation of the MySQL Reference Manual that can be found at dev.mysql.com. The original Reference Manual is in English, and this translation is not necessarily as up to date as the English version.