PURGE {MASTER|BINARY} LOGS TO 'log_name' PURGE {MASTER|BINARY} LOGS BEFORE 'date'
指定したログまたは指定した日付より前の、ログインデックスにリストされたバイナリログをすべて削除します。ログインデックスファイル内に記録されたリストからもログが削除されるので、指定したログが最初になります。
例:
PURGE MASTER LOGS TO 'mysql-bin.010'; PURGE MASTER LOGS BEFORE '2003-04-02 22:46:26';
BEFORE
変数は MySQL 4.1
から利用可能になっています。その日付引数の形式は
'YYYY-MM-DD hh:mm:ss'
です。MASTER
と
BINARY
はシノニムですが、BINARY
は MySQL
4.1.1 以降でのみ使用できます。
削除しようとしているログのいずれかを、アクティブなスレーブが読み取り中であれば、このコマンドは何も実行せず、エラーとなります。ただし、スリープ状態のスレーブがあり、それが後で読み取る予定のログをパージしてしまうと、そのスレーブが活動を再開してもレプリケーションを実行できません。スレーブがレプリケーションを実行中にコマンドを実行しても安全です。中止する必要はありません。
最初に SHOW SLAVE STATUS
を実行してすべてのスレーブをチェックし、どのログを読み取り中であるか調べ、SHOW
MASTER LOGS
を実行してマスタのログ一覧を表示します。すべてのスレーブで最初のログを見つけ(全スレーブが最新の状態に更新されていれば、これは一覧の最後のログになります)、削除しようとしているすべてのログをバックアップし(任意)、目的のログまでをパージします。
This is a translation of the MySQL Reference Manual that can be found at dev.mysql.com. The original Reference Manual is in English, and this translation is not necessarily as up to date as the English version.