MySQL で直接または間接的に使用されるすべての環境変数の一覧を以下に示します。これらの変数の多くは、このマニュアルの別の個所にも記載されています。
注意: コマンドラインのオプションはオプション設定ファイルと環境変数で指定された値に優先し、オプション設定ファイル内の値は環境変数で指定された値に優先します。
MySQL
の動作を修正する場合、環境変数ではなくオプション設定ファイルを使用した方が好ましいことがよくあります。
See 項4.1.2. 「my.cnf
オプション設定ファイル」。
変数 | 説明 |
CXX |
configure 実行時に C++ コンパイラに設定する。 |
CC |
configure 実行時に C コンパイラに設定する。 |
CFLAGS |
configure 実行時に使用する C コンパイラのフラグ。 |
CXXFLAGS |
configure 実行時に使用する C++ コンパイラのフラグ。 |
DBI_USER |
Perl DBI のデフォルトユーザ名。 |
DBI_TRACE |
Perl DBI のトレース時に使用。 |
HOME |
mysql
ヒストリファイルのデフォルトパスは
$HOME/.mysql_history である。 |
LD_RUN_PATH |
libmysqlclient.so
の場所を指定するために使用。 |
MYSQL_DEBUG |
デバッグ時のデバッグ-トレースオプション。 |
MYSQL_HISTFILE |
mysql ヒストリファイルのパス。 |
MYSQL_HOST |
mysql
コマンドラインクライアントによって使用されるデフォルトホスト名。 |
MYSQL_PS1 |
mysql
コマンドラインクライアントで使用するコマンドプロンプト。
See 項4.9.2. 「mysql (コマンドラインツール)」。 |
MYSQL_PWD |
mysqld
接続時のデフォルトパスワード。使用するとセキュリティが確保されないことに注意する。 |
MYSQL_TCP_PORT |
デフォルト TCP/IP ポート。 |
MYSQL_UNIX_PORT |
デフォルトソケット。localhost
への接続に使用。 |
PATH |
MySQL プログラムを検索するためにシェルで使用。 |
TMPDIR |
テンポラリテーブルまたはテンポラリファイルが作成されるディレクトリ。 |
TZ |
ローカルタイムゾーンに設定される。 See 項A.4.6. 「タイムゾーンの問題」。 |
UMASK_DIR |
ディレクトリ作成時のユーザディレクトリ作成マスク。UMASK
との AND 演算が実行されることに注意する。 |
UMASK |
ファイル作成時のユーザファイル作成マスク。 |
USER |
mysqld への接続時に使用する、Windows
上のデフォルトユーザ。 |
This is a translation of the MySQL Reference Manual that can be found at dev.mysql.com. The original Reference Manual is in English, and this translation is not necessarily as up to date as the English version.